ここの所、カナダの私のいる地域もだいぶ暖かくなってきました。草木の色も茶色から緑色に変わって、外を見るだけで気分が明るくなります。
ここら辺では、例年5月のロングウィーケンドが過ぎたあたりから、霜の被害を考えなくてよくなるので、家々やコミュニティーの入り口などで色とりどりの花を見かけるようになります。
が、ここでひとつ問題が。。。
綺麗な芝の上に出没する、日本でもおなじみの、あの黄色い花。
そう、タンポポです。カナダではタンポポがすごく嫌われています。日本では、雑草魂ではないですが、道端に咲くタンポポは、強さ、健気さ、の象徴のように捉えられ、映画や小説の題名になったり、芸能界でグループ名や曲名になったりと、どちらかというと好意的に受け入れられているように思います。
所が、ここカナダでは、単に、やっかいな雑草、とみなされています。
カナダではどこのお家も、一軒家の場合は、大小の違いはあれど、たいてい芝刈り機が必要なサイズの庭があります。皆、綺麗な芝を保つために、夏の間は朝晩に水をやり、一所懸命です。そんな中で、芝に紛れて庭に咲く、何度駆除しても再び花を咲かせる、あの黄色い花は邪魔以外の何者でもないのです。
しかも、タンポポの綿毛は一つの花から無限のように生産され、風に乗ってどこまでも飛んでいくので、近所にタンポポが咲いているのを見つけると、カナダ人は軽くパニックになります。いつタンポポの綿毛が自分の所に飛んできて、根をはるかと思うと気が気ではないのです。
実際、タンポポ駆除の業者もあったりして、、、カナダに居るとタンポポは本当に嫌われているんだな、と実感します。
もしカナダで一軒家に住むことがあったら、ご近所づきあいのためにも、タンポポ駆除を怠らないように気をつけましょう。「日本では、、、」と、話をして、放置している、と言っていた兵も居ましたが、出来る限りの事はした方がいいと思います。
我が家も気づいたら抜くようにしています。手間ですけど、それがここでのエチケットですから。郷に入れば郷に従え、の精神で頑張って抜いています。